インプラント

少ない本数で快適に。1本から始めるインプラント治療

40代~60代のミドルエイジのインプラント治療

ミドルエイジ以降はむし歯や歯周病の深刻化が原因で歯を失うケースが多くなる年代です。

また、部分入れ歯や総入れ歯などでも「動いて痛い」、「ずれて浮いたような感じがする」などのお悩みがある方がいらっしゃると思います。

そのような方にお勧めしたいのが少ない本数で大きな効果があるインプラント治療です。インプラントをブリッジにする、入れ歯の支えにする等の治療法を用いることで、しっかりと固定され、快適に・よく噛めるようになります。

インプラント治療の特徴・治療の流れなどはこちらのインプラントページを、また、前歯を失った場合のインプラント治療ページ、奥歯失った場合のインプラント治療ページも参考としてご覧ください。

このようなケース(症例)で快適に

奥歯の部分入れ歯(着脱式)の支えとして ~奥歯を失った場合は~

噛むと沈み込む、横揺れして痛む場合にインプラントを支えとして部分入れ歯を装着する箇所に1本、インプラントを入れます。

  • 沈み込みや横揺れを防いで痛みがない
  • 部分入れ歯を引っ掛ける歯の負担が少なく、長持ちする
  • インプラントで義歯床が安定するのである程度小さく作れ、目立ちにくく快適に

などの効果が期待できます。

奥歯を失った場合

総入れ歯(着脱式)の支えとして ~歯をすべて失った場合は~

総入れ歯は軟らかい歯ぐきの上に着けるため、噛むと沈み込みや横揺れが起こりがちです。下の総入れ歯は舌があるために義歯床が狭く、上の入れ歯に比べ不安定になりがちです。

そのような場合でも、インプラントを支えにすることで浮き上がったり、揺れたりすることがなく、快適にお使いいただけます。

また、総入れ歯の支えとしてのインプラントは、「ホック式」「バーを使ったタイプ」「磁石を使ったタイプ」など入れる本数に応じて上部を変更することができ、『まずは1本入れてみて、様子を見てから増やしてみる』といった段階的に本数を増やすことも可能です。

歯をすべて失った場合

コラム:将来のわたって使えるインプラント ~介護が必要となった場合~

これからインプラント治療を受けられようとする方は『治療した直後だけでなく、10年・20年先に自分で手入れできなくなった場合は大丈夫?』といった将来についても心配があるかと思います。

インプラント治療は年齢・口腔の状態に応じて、使い方を変えることができる自在さがあります。インプラントの上もの(上部構造といいます)を付け替えることで、ガッチリとした単独の歯としても、入れ歯の支えとしても使用することができます。

例えばインプラントを使った固定式のクラウンやブリッジ(どちらも上部構造です)の患者さんが、歯磨きなどご自身でのケアが難しくなった場合、インプラントはそのままに着脱式の入れ歯の支えとして上部構造を付け替えます。

すると入れ歯を外してお手入れでき、歯磨きも簡単になります。 介護を受けられるようになっても、介護される方はふつうの入れ歯と同様にケアできます。

インプラント治療はこうした患者さんの変化に対応できる治療方法です。

治療方法ごとの利点・欠点

インプラント治療、部分入れ歯、ブリッジで治療した場合の特徴を利点・欠点、治療費としてまとめました。治療の参考としてご覧ください。

インプラント

利点欠点
  • 噛んでも歯ぐきの痛みがない
  • 健全な歯を削らなくて済む
  • 見た目が天然歯と同じ
  • 噛みごたえが天然歯と同じ
  • 手入れが天然歯と同じ
  • 治療が長期・高額・手術が必要

部分入れ歯

利点欠点
  • 歯を削る量が少ない
  • 噛むと歯ぐきが痛い
  • 見た目が天然歯と異なる(バネがある)
  • 噛みごたえが悪い
  • 食べ物が歯ぐきと入れ歯の間に入る

ブリッジ

利点欠点
  • 見た目が天然歯と同じ(自費の場合)
  • 健全な歯を支えとして削る必要がある
  • 失った歯が多いと非適応
ページ上部へ戻る